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中能登町の二宮駅近くに都会的なお食事施設が新たにオープン!





田舎の会社とは異なり、都会のIT企業の職場って自由で遊び場のようなオフィスのイメージがあります。

 

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このような、まるでIT企業のオフィスのような社員食堂が私の住んでいる町にオープンしました。
正直、この町(石川県の中能登町)の会社には古い体質の会社が多いんですが、先日見てきた社員食堂は都会チックで素敵な建物でしたので、詳しくお知らせいたします。

 

それが、このきれいなお食事施設

 

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2019年11月にオープンしたばかりの食堂&休憩施設です。

 

 

え?

けっこうフツー?

都会のITオフィスってこんなのをイメージした?

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いやいや、これ ↑ はかなり攻めたベンチャー企業のイメージです。
普通の職場ではありません。
リラックスした空間で、あふれる感性を発揮しながら仕事ができる人ってのは一握りの秀才のみ。

 

ここまでではなくても、社員が気持ちよく働く環境を揃えてくれる企業は貴重でとっても素晴らしいと思います。

いたって普通の我が町に、社員の満足感と心地よい職場環境を作った会社があると聞いて見てきましたが、思った以上に素晴らしく感動いたしました。


場所は中能登町の二宮駅から徒歩2分ほどのところで、二宮あおば台という住宅地にある一般企業の敷地内。

 

その企業さんは鹿島興亜電工株式会社さん。
KOA㈱グループの製造業です。

 

 

工場の奥に建ったのですが、その新しい建物がこれ。

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玄関がこちら。

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入口から中まではバリアフリーが続く今風な設計。

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近代的な作りの中にも木を多用するこだわりです。

日本を感じさせる飾り棚には和風の花器が飾られている。

 


玄関を過ぎるとすぐに見える食堂がこちら。

 

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広々とした空間にテーブルがずらり。

 

6人掛けのテーブルが20席にカウンターが32席あるので、計152人分の席が用意されている。
テーブルは天然木材の木目を感じさせる自然なデザインが高級感を演出。


異なる木材をあえて使用しているのが粋なデザインです。

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木の模様や色が全然違うことがわかる。
大人のテーブルだ。

 

トレーはオール木製で高そう。

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お、重い・・・
食洗器で洗うのは無理そうだ。
普通はプラスチックのトレーなのだが、備品にもかなりのコストをかけたと思われる。


椅子もしっかりした作りで、重厚感たっぷり。

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ひとりで静かにランチをしたい場合にはカウンター席が用意されている。


外の眺めは田舎ならでは。 ほのぼのとした自然が心を癒してくれる。

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備品は全体的にMUJIこと無印良品に置いてある商品に近い感じ。

シンプルながらも高級感が漂うものばかりだ。

 

 

食事場所の天井は高くて解放感があり、黒い梁とライトがおしゃれで、会社の食堂と思えないほど豪華なつくり。

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天井が高け~

 

 

 

ちなみにこの建物の呼び名は ”福利厚生棟”といい、その特徴のひとつはこの休憩室にある。

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まるで漫画喫茶のような個室となっていて、自由に休むことができる。
4室あり、すべてにリクライニングソファーと空調が完備されているのでしっかり休憩をとることができ、午後の仕事に向けリフレッシュすることができる。

 

人は昼に15分程度の軽い睡眠をとることで作業効率がかなり上がることがわかっています。
集中力が上がり、ミスも減らせる効果があるのだ。

先進企業では採用されているところもある、生産効率の高い仕組みだ。

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最先端!

 

トイレもバリアフリーが徹底されている。

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トイレのマークがかわいい

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これも天然の木を使用している凝りよう。

 

ここまで見る限りでは、女性的な目線でデザインされたものが多いように感じるので、チーフは女性のような気がする。
少なくとも固いおじさんが監督ではないのだろう。

 


会議室もありました。
顔が映るほどのピカピカなフローリングに、白をポイントとしたミーティングルームはまるで先端IT企業のようだ。f:id:marcy-yam2018:20191104225815j:plain

 

30脚あるチェアーがかっこいい。

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スターウォーズのアレみたい。


↓こいつね。

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外から丸見えなので、見られることを前提とした作りはおしゃれだ。

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食堂にもあったが、ここにも暖炉が!
このミーティングルームに暖炉は違和感があるようにも見えるが、何らかの意図があって設置したのであろう。

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マキを燃やして実際に使用するのかは不明ですね。
おそらくは飾りだろうと思われる。

 


玄関には今月のメニューが掲示されている。

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日替わりランチにラーメンとカレーのメニュー構成。
ラーメンの味は毎日替わり、たまにうどんとか出ることもあるらしい。
カレーも固定メニューとしてあるが、たまーに牛丼とかに替わるみたいだ。

これはお昼が楽しみだ。


この建物は二宮駅の近くにあるので電車からも見える場所にあります。

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左側の窓3つの白い建物。

 

線路がすぐ近くなので、電車は20~30mほどの横を走る。

 

 

 

ところで、
あなたにはそろそろ聞きたいことがあるはずです。

 

企業の食堂にしてはまるでレストランのような雰囲気のこのお店は、一般の人も利用することができるのか?

 

それを知りたいのではないでしょうか?

 

 


答えは、
「残念ながら入ることはできない」です。

 

さんざん細かく説明しておいて何ですが、この建物は社員とその家族しか利用することはできません。
セキュリティーカードがないと入ることすらできないのです。

 

悔しいですね。

もったいないですね。
一気に興味が薄れましたか?


ではお詫びに、せめて外観だけでももう少しお楽しみください。

 

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漆喰の壁が美しい。


内装もそうだったが、全体的に大人の造りのようだ。

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建物は細長い。

白と黒が落ち着いた印象を与えている。

 


最後に竣工記念樹
素晴らしい!

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